2012年06月23日

ヴァレイ・アーツギターのレプリカ(1)

超〜久々の更新です。

ラリー・カールトンやスティーブ・ルカサーが使っていたヴァレイ・アーツギターですが、
紆余曲折を経て、今はギブソンの傘下で細々とそのブランドが続いています

http://www.gibson.com/en-us/divisions/valleyarts/

ラリー・カールトンの大ファンとしては、是非とも彼が使っていたギターを使いたいのですが、

va_rc.jpg

http://www.youtube.com/watch?v=cOeB4oANTVg&feature=related

既に生産は終了しており、また生産された数も少なく、中古品も希少でかなり高価です。
そうなるとレプリカを作りたくなるのですが、それはそれでまた費用のかかる話で、
何回かいろいろと検討してきましたが、その度に断念していました。

ところが、久しぶりにWarmothのサイトに行ってみると、なんと
7/8サイズのストラトのボディー
スケールがギブソンと同じ24・3/4インチ、24Fretのネック
があるではないですか!!!

http://www.warmoth.com/Pages/ClassicShowcase.aspx?Shape=1&Type=75&Path=78Series,78S&Body=2

ならば急げ!!
とばかりにOrderしました。

ラリー・カールトン・モデルに採用されているストップ・テールピースより、6ホールのトレモロブリッジのほうが音が好みなので、(トレモロは使わないのですが)これでいきます。ピックアップはEMGが嫌いなので、seymour duncanのSSL7にします。
「そんなもんレプリカとは言えまシェン」という声が聞こえてきそうですが、楽器として使える道具でないと意味がないので、自分の好みを優先します。問題はヘッドですが、木工技術と塗装技術のすべてを投入して、WarmothのHeadをValleyartsのHeadに改造します。
va_head.jpg

これはかなりのチャレンジです。

va order.jpg
運送費込で$952.8。塗装はWarmothに頼むとめちゃめちゃお金がかかるので、極薄塗装を自分で行います。
Order忘れがないことを祈りつつ、到着を待ちましょう。
posted by tzk at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | Guitar | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月01日

ストラト・トレモロ・ブロック交換

ストラトのトレモロ・ブロックを交換すると音が良くなるという噂があります。
そりゃまあ重くすれば、サスティーンが長くなりそうですが、ほんまかいなと思って、とりあえずやってみることにしました。
ジャンクボディーとワーマスのネックで作った我がストラトのトレモロは、ボディーへ木ネジ6本で取り付けるタイプです。トレモロ・ブロックはというと、いかにも軽そうで、組成不明の金属(非磁性体)の鋳物です。これは交換してみる価値ありということで、寸法のことは気にせず、鉄製の立派なトレモロブロックを入手しました。
んでっ、交換しようとしたら、ブリッジにブロックを取り付けるネジ穴の位置も、弦を通す穴もぜんぜん合わないではないですか、!!!

   不覚!!!!!

事前調査が必要でした。ストラトの6穴トレモロ・ブリッジは、弦ピッチが11.3mmのものと10.5mmのものがあり、今は11.3mmが主流だとか、、、よく見ると我がストラトは10.5mmピッチじゃ、、、、そこで、気を取り直して、このピッチ用のトレモロ・ブロックをネットで探すと、、、

   見つからない!!!!

あちこち調べても、そんなもん売ってない。なかばあきらめかけていたのですが、、、ありました。その名も

   GuitarFetish.com

なになに、、「ギターフェチ」、、怪しい名前だ、、
このギターフェチさんによると10.5mmピッチのトレモロは「メキシコ製」と「アジア製」(なんじゃそりゃ!)の二種類があるそうで、トレモロアームの穴位置が微妙に異なるとのことです。なんとなく怪しいサイトだったのですが、発注したら、ちゃんと物が来ました。下の写真の左が「元」右が「ギターフェチ製」です。

P1000327s.jpg


重さは

元:140グラム

P1000325s.jpg

ギターフェチ(鉄):244グラム

P1000326s.jpg

かなり違います。ちなみにギターフェチさんには真鍮製のものもありますが今回は鉄にしました。

交換してみて、
弾いてみて、、、

アンプを通さない生音は、、、音が若干小さくなったように感じます。
でも、よく聞いてみると、音が小さくなったのではなく、シタールの共鳴弦のように共鳴していたトレモロ・スプリングの音が小さくなってます。
トレモロ・ブロックの重さが利いているのでしょうか、、、
アンプを通した音は、、びっくるするほど は変わってはいませんねえ〜。
若干サスティーンが長くなった程度です。
音質の変化は、ピックアップ・キャビティーの塗装を削った時の方が大きかったように思います。
劇的な効果はありませんが、トレモロ・スプリングの共鳴が減ったおかげで、音が落ち着いたような感じがします。
逆に言うと、ストラトらしさがちょっと減ったような感じです。
トレモロ・ブロックは、必ずしも重い方が音が良いということでは無いようです。好みの問題ですねえ。
posted by tzk at 02:12| Comment(0) | TrackBack(0) | Guitar | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月30日

ストラト塗膜改善

Caparison Angelus のネック塗装を薄くして絶大なる(本人の思い込みだけだという声も上がってますが、、)効果をあげたので、気をよくして、他のギターにも手を出します。
「手を出されたギターが可愛そう」という声が聞こえてきそうですが、「大丈夫ですっ」

今回の餌食(じゃなくて)対象はジャンクのバッカス製ボディーとワーマスのネックとフレイリンのピックアップで作ったストラトです。
P1000220s.jpg

構成は以下のとうり

ボディー:
ヤフーオークションで買ったストラトのジャンクボディー
フェンダーUSAのピックガード付き、ブリッジを含めその他小物は付いていた
サンバースト
ほどよい傷あり。

ネック:
ワーマス製、ワーマスプロ、メイプル・クォーターソーン、ローズフィンガーボード
塗装は自家製、ウレタン二スをティッシュですり込んだ極薄塗装

ピックアップ:
フレイリンBS

あまり期待せず、適当に組んだのだけど、結構良い音がしたので、そのまま練習用に使っていたのですが、もっと良くなる予感がしたので、塗装の最適化を試みます。
まずが塗装チェック、、、

P1000225s.jpg

傷が付いているところを観察すると、あれれ??このサンバーストは
木ー下地ー黄色ー赤ー黒ークリア
の順番で塗装してますねえ、、
何かで読んだのでは、サンバーストは
木ー下地ー黒ー赤ー黄色ークリア
で塗装するとか。なぜって、黒の上に塗った赤や黄色がはげても目立たないから、
黄色や赤のところを見ると
あれれ、、結構塗装膜は薄いぞ、

P1000227s.jpg

こりゃ削るところがないなあ。あえてやるなら、ボディー周辺の黒。あまり効果なさそうだし、、、、
ところがこのギター、ピックアップキャビティーがいわゆる「弁当箱」仕様でこの中の塗装は
全く仕上げられてなくて、めちゃ分厚い。当然トレモロ・スプリング用のバックキャビティーの中も塗装がめちゃ分厚いってんで、ここの塗装を削ってみると

P1000215s.jpg

出るわ、出るわ、カッターナイフごときでは間に合わず、ついにカンナの刃でひたすら削ることになりました。削りカスは写真にある量の10〜15倍。削り作業は約三十分。カンナを持つ指が痛くなります。

ひたすら削って、
見えないところなんで、
仕上げはせず、雑なままで

P1000216s.jpg

バックキャビティーも雑なままで

P1000217s.jpg

組み上げて弾いてみて、、
なんですが、、、
全バラシしたので、ついでにネックポケットのところをきれいにしたりとか、当然、弦も張替えになってしまうので、ちゃんとした比較はできません。

っで、っ効果は、、
(1)音の伸び(サスティーン)は良くなった。
これはネックポケットの余分な塗装を少し掃除したので、ネックとボディーに密着がよくなったのが影響しているかもしれませんが、でも、こんなに効くか??

(2)倍音がよく出るようになった
弦を交換すると倍音がよく出るようになるので、これは弦の交換が主因でしょう

(3)音が太くなった
弦を交換すると、倍音が良く出るようになって、バランス的には高音に偏るのですが、それと同じくらい低音側が良く出るようになりました。

全バラシ、組みなおしというのは、フェンダー系のギターを買うと必ずやるのですが、ネックポケットの掃除というのは必ずお決まりのメニューなんですが、ここまで大きく音が変化(良くなった)経験はありません。やはり、ネックジョイントからブリッジまでの間の部分の振動の通り道の塗装の影響が大きいのでしょう。期待以上の改善です。

弁当箱仕様のストラトボディーは結構嫌われますが、その理由は単にかっこ悪い(「見えないからイイジャン」というもんじゃなくて)だけでなく、このピックアップキャビティー内の塗装の仕上げにあるのかもしれません。

これまた、すべてのギターで同じ結果がでる保証はありませんので、試される方はご自身の責任で。
posted by tzk at 13:42| Comment(2) | Guitar | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月23日

Caparison Angelus Mod

96年に買ったCaparison AngelusをModします。
と言うか、既にModされているものを更にModします。

P1000207_s.jpg

まずはこのギターとの「なれそめ」から
このギターの原型はCharvel Quester Deluxeで、QueaterもAngelusも聖飢魔IIのギタリストのエース清水氏の意見を反映して開発されたものだそうです。

特に聖飢魔IIのファンであったわけではなく、要するに、24フレット、ストップ・テール・ピース、ハムバッカー仕様のギター(ヤマハのSGのサンタナモデルがこの仕様だった)が欲しかったので使っていました。ハムバッカーのギターを使うときは、Questerをメインに、Angelusをサブにして使っていたのですが、どうもAngelusの「鳴り」がイマイチです。

なんとも形容し難いのですが、10の気合いで弦を弾いても8しか出てこないような、もどかしい感じです。かといって特に音が伸びないとかパワーが無いというのではなく、どうもいけません。おまけに「売り」の分厚いボディー(45mm)のおかげで、弾きにくい点も残念です(Questarはボディーが薄く弾きやすい)。発売されてすぐに購入したこの初期モデル(シリアル:110035)は、ギター自身の完成度や仕上げは素晴らしく、だからこそ購入したのですが、このままではせっかく買ったのに「弾かずじまい」になってしまう可能性が「大」だったのです。

そこで、14年前に買ってまもなく、まず、ウエスト・コンターをつけて(自分で削った)、そして、ピックアップもダンカンに換装して(自分ではんだ付けした)。コンデンサーも替えて、、、と細かいModを行いましたが、「イマイチの鳴り」は改善されません。

P1000208_s.jpg
(ESPさんのステッカーを貼ってますが、ESPさんでModしてもらったわけではありません。)

そうこうしているうちに月日が流れ、楽器に関する知識も増え、そして、、こういう結論に到達しました。

「Angelusのネックの塗装を薄く削れば求める音になる」

なぜなら、
1)「沖縄のサンシンは竿(ネック)が命だ。」と沖縄のカリスマ・サンシン・プレイヤーが言ってた。
2)塗装のリフィニッシュをすると、音が全く変わってしまう。
3)Angelusのウエスト・コンターをつけるためにボディーを削った時、異様に塗装が厚いと感じた。
4)ベースを作った時、未塗装のまま組上げたら「拍子木」を叩いているような音がした。その後塗装したら、ベースの音になった。
5)ワーマスの未塗装のネックにティッシュでウレタン二スを極薄塗装をした自作ストラトは、かかった費用にわりには非常に音が良い。

躊躇する理由は無さそうです。
友人に言ったら、「親の介護疲れで、とうとう気が狂ったかあ〜」と言われそうですが、敢行します。
まず、カッターナイフをたてて使い、表面のクリア塗装を薄く削っていきます。
クリア層は結構分厚いぞ、、
着色された削りカスが少しでてきたので、ホームセンターで売ってる600番の耐水ペーパーで水をつけながらペーパーがけします。
ボディー裏側もペーパーがけしましたが、さすが美しいメイプルトップをペーパーがけする気にはなりませんでした。

P1000210_s.jpg
P1000211_s.jpg

全体から着色された削りカスがでるようになったら、最後にホルツの「車の傷取り用」の超細かいサンドペーパーで磨き、そのあと、コンパウンドで仕上げます。

仕上げもほどほどに、演奏してみて、その音は、、、、

素晴らしい!10の気合いで弦を弾いたら12のパワーででてくるような感じです。、、

メインのQuesterがサブに降格、サブのAngelusがメインに昇格してしまいました。

塗装の厚み恐るべし、、、です。

PS
すべてのギターで同様の結果が得られる保証は全くありません。
もし、試される場合はご自身の責任でお願いします。

ラベル:guitar
posted by tzk at 16:22| Comment(2) | Guitar | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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