2010年12月06日

empress ParaEQ vs MXR Ten Band EQ(mod)

MXR Ten Band EQのOPAMPを交換の結果が思っていた以上に良かったことにより、どちらのイコライザーをエフェクターボードに乗せるべきかという、新たな悩みが発生してしまいました。使い勝手の件はちょっと横に置いて、純粋に音質の差を比較してみましょう。

P1000199_s.jpg

P1000198_s.jpg

比較は、エフェクトOn/Offで音量の差が無いようにし、かつブースト=ゼロ(フラット)の状態で比較します。
結論、

empress
若干高音に偏った印象で、音に「キツサ」が残る。
この傾向は高音を絞っても残るので、周波数特性のうねりの問題ではなく、このエフェクターの音質傾向と考えられる。
コーラスの効きはMXRよりよく出る傾向にある

MXR(mod)
音質的には中庸で、empressのような「キツサ」がない。
個人的にはこちらの音のほうが好み。

両者の音質差は小さいですが、はっきりと存在します。OPAMPはempressがBB(Ti)の2134、MXR(mod)はBB(Ti)の4134です。
2134と4134は基本の回路は同じで2回路入りか4回路入りかの違いとのことですので、音質差は無いと考えるべきでしょう。
回路はempressの方が周波数と共振鋭度の可変がありますので、MXRより複雑です。
実装設計は基板に大きな差があって、MXRはいわゆるベタアース基板で(多層基板の表層がアースで覆われた基板)です。
音質差が回路に起因するのか実装設計に起因するのかは不明です。
より踏み込んで考えると、抵抗やコンデンサーでも音質差は生まれます。
この音質差は何によって生まれるのかを探るには、実験機を作って、条件を絞り込んでみるしかなさそうです。
posted by tzk at 12:53| Comment(0) | TrackBack(0) | empress ParaEq | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月17日

Empress ParaEq

ちょこっと調べた範囲では唯一のギター用パラメトリック・イコライザーemptress ParaEQです。
カナダ製。円高なので、「ええ〜いまま」よと直接個人輸入で買ってしまいました。
周波数とQ(共振尖鋭度)が可変ですが、Qはボリュームによる連続可変ではなく、背面の
スイッチで三段階の切り替えです。

P1000199_s.jpg

外部電源使用ですが、電圧は基板上のDIPスイッチで選べます。

P1000200_s.jpg

音は良いです。On/Off時の音の変化の少なさはBOSS-GE7,MXR-TenBandとこれの3つの中では
一番良いです。オペアンプにはプロ用音響機器にも良く使われるBB(Ti)の2134が使われています。
P1000201_s.jpg

オペアンプに少し贅沢をした反動かどうかはわかりませんが、外観はブティック系エフェクターにしては高級感が無く、中のつくりも若干雑です。裏ブタに検査合格を意味するものと思われる「可以」の文字があります。
P1000203_s.jpg

なんとなく中国製の感じがしますが、最終検査をカナダで行っていれば、カナダ製なので、もしかしたら、そういうことなのかも知れません。

このエフェクターはModするところはあまりなさそうですが、ジャックをスイッチクラフトに変更したり、空中配線の部品のリードを絶縁したりとかいった小細工はできそうです。


タグ:ParaEQ
posted by tzk at 23:51| Comment(0) | empress ParaEq | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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