2014年01月13日

Fuchs Plush drive


以前から気になっていたFuchs Plush Driveです。
「フュークス」と読むらしく、「フッチ」ではない模様です。

Fuch01.jpg

http://www.fuchsaudiotechnology.com/products-plush-detail.php?id=plush_drive&cat=4

結構前から発売されています。

http://www.youtube.com/watch?v=ZIzdXTb8s_A

ケースのデザインがちょっと変更になって、なぜかIshibashiさんで売出し中だったので、思わず買ってしましました。
いわゆる、Dumble系といいますか、Zen Drive系といいますか、その系統のOver Driveです。
中をのぞくと

Fuch02.jpg

どこかで、見覚えのある、FETとDiodeが、心当たりのある配置で並んでます。

Fuch03.jpg

音は、ずばり、Zen Drive系ですね、これは。
特にModの必要なしで。
そのまんまで使えます。
OD808-Modのバックアップですなあ〜。

posted by tzk at 18:28| Comment(1) | TrackBack(0) | OD808 Mod | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月05日

OD808 Mod Improvement

計画どおり、クリッピングダイオードと並列に入っているキャパシターを22pFに変更。3PDTスイッチもフジソクのものに変更。無事に改良は終了しました。フジソクの3PDTは少し小ぶりでスペース的には楽になります。
写真の左が旧、右が新

P1000506.jpg

特にトラブルもなくEffector Boardに収まりました。

P1000500.jpg

フジソクのスイッチは全く問題なし。
posted by tzk at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | OD808 Mod | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月02日

OD808 Mod Improvement

お気に入りのOD808 Modのトゥルーバイパススイッチ(3PDTスイッチ)がおかしい。
明らかに接触不良です。
日本製(made in Japanかどうかは不明)に変更します
フジソク 8Y3011Z

http://www.fujisoku.co.jp/swcat/jpn/pdf/8y.pdf

ついでに、回路定数も変更、、、
Clipping Diodeと並列に入っている、Hi Cut用Capacitorを51pFから22pFに変更します。
こちらは、ちょいとハイ落ちがきになったもんで、、、

千石電商オンラインショップに 注文済ぃ〜〜
posted by tzk at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | OD808 Mod | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月08日

Maxon OD808 Reissue Mod その9

クリッピング・ダイオードの比較方法

前回(その8)に書いたように、OD808の基板(臓物)を一気に入れ替える過程で、クリッピングダイオードの組み合わせを色々とためしたわけですが、どうやってやったかを書いておきましょう。

まず、臓物(基板)入れ替えVer.1というのを作ったわけです。これはどういうものかというと、OD808には裏ブタを開けてすぐにお目にかかれるメイン基板の奥に、ボリュームとか発光ダイオードが乗ったサブ基板がありますが、こいつを入れ替えたのが「臓物(基板)入れ替えVer.1」なわけです。これだあ〜〜。

P1000229s.jpg

メイン基板に比べると、サブ基板は部品数が少なく、スペースがあるので、サブ基板をユニバーサル基板を使って作ります。サブ基板は形を変え、クリッピング回路切り替え用スイッチが入るようにます。オリジナルのクリッピングダイオード(MA150)をサブ基板に移動させます。そんで、ついでにここにZen-Drive風クリッピング回路ものせてしまいます。そんでこの二種類を「固定」にしてしまいます。こんな感じ〜

P1000232s.jpg

っで、もうひとつ、簡単にダイオードを付けたり取り外したりしたいわけで、こいつを配線を伸ばして、電池のスペースに空中配線で持ってくるわけです。(写真の都合上絶縁してませんが、通電前に絶縁します)

P1000236s.jpg


ほんでこの三つをDPDT(Double Pole Double Throw) とかDPCO(Double Pole Change Over)だとかいう「2回路、6ピン、On-On-On」のスイッチで切り替えるわけです。ところが、おじさん(この文章を書いている人)は
「これはそもそもオペアンプのフィードバックループの配線なんやし、へんなことしたら、クロストークが起きたり発振したりすんとちゃうかあ〜?」
と思ったわけです。
そこで、「ダイオードとオペアンプをつなぐ配線はシールド線にするかあ〜っ」となるんですが、普通はエフェクターボックスの中にはシールド線で配線できるほどの空間はないのですが、なんとまあ、以前にアンプを作ろうとして挫折した時の未使用「極細シールド線」が手元にあるじゃないですか。あまりのめぐり合わせに、一気に配線してしまったのがこれです。

P1000234s.jpg

ちゃんとシールドのは末端処理してシュリンクチューブで絶縁して、シールドはGND(アース)に落としました。はっきり言って「高度な外科手術」のようなはんだ付けテクニックが必要です。こんなことするのは「あほ」ですねえ。

自問:「このシールドは本当に必要かっ??
自答:「シールドは無くでも大丈夫かもねえ〜〜。」

でもまあ、このシールドのおかげで、クロストークとか発振の心配が消えて、安心して音質比較ができました。
ところで、「なぜソケットを使わないの?」という声が聞こえてきそうですが、それはねっ、
「ソケットを使うと音が変わってしまう(ソケットの音がする)」からです。厳密に言うと”はんだ”でも音は変わりますが、ソケットの金属接触よりは音の変化が少ないです。ソケットの接点は銅の上に色んなメッキ(金色でも金だけではない)をしていて、この異種金属接合が多いと音が変わってしまうんですよ〜。「うっそ〜〜」とおもうでしょ。ほんとなんです。
ラベル:OD808
posted by tzk at 22:34| Comment(0) | OD808 Mod | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月06日

Maxon OD808 Reissue Mod その8(加筆)

OD808の基板(臓物)を一気に入れ替える過程で、クリッピングダイオードの組み合わせを色々とためしてみた結果をまとめてみます。以下の歪感と音質に関するコメントはあくまで筆者の個人的なものなので、同じ結果が得られるとは限らない事をご了承ください。また試奏にあたっての歪みのセッティングは「強くピッキングしたときにほどよく歪むセッティング」です。この回路の原理上「弱いピッキングでも強く歪むセッティング」にすると差は出難くなるというよりも、ほとんどわからなくなってしまいます。
試奏機材のストラトにのっているフレイリンBSは結構出力が低く、高音もそれほど出ませんので、オーバードライブをめいっぱいにしてもギンギンの歪にはなりません。しかし、高出力のハムバッカーがのったギターやオーバードライブの前にブースターを入れると、ダイオードでクリップする前の立ち上がり波形が直線的になってしまいますので、クリッピングダイオードによる音の差がわからなくなってしまいます。

試奏機材は以下のとうりです。

ギター:ストラト(ボディー:バッカス + ネック:ワーマス + PU:フレイリンBS)
アンプ:Cube30(スピーカーをセレッション(G10 Greenback/8)に換装)

クリッピングダイオードの組み合わせパターンは以下の4とおりです。

combination.jpg

ではでは、それぞれの組み合わせで、ダイオードをいろいろと変えてみたりした場合の歪感と音質に関するコメントで〜す。

[1.Normal]
最も一般的なダイオード2個

1-1
松下:MA150

OD808のオリジナル。ほどよいオーバードライブ感。これが基準になります。

1-2
日立:1SS108

検波用シリコン・ショットキ・バリアー・ダイオード、障壁電圧が低く、0.1Vで200mAくらい流れます。でも1Vで10mAくらいしかながれませんので、「こんなん歪むんやろかあ〜」と思って実験してみたら、やっぱり歪感はほとんど無く、単に抵抗をつないでるような感じでした。

[2.Zen Drive風]
Webに出ているZen Driveの回路にあるクリッピング回路。

2-1
FET = Fairchild:2N7000
Diode = Unizon:1N34A (ゲルマニューム)

この組み合わせはよろしいです。ジャリッとした歪感が減ってなめらかで粒立ちの良いオーバードライブ感が味わえます。加えて少しふくよかというかちょっとファットな感じの音です。この音質的特長は2N7000によるものか1N34Aによるものかは確かめなければなりません。

[3.Si-SB非対称 A]
シリコンダイオードにショットキ-バリア-ダイオードを直列につなぎ、片側のSBを2個にして波形が上下非対称に歪むようにしたものです。

3-1
Si = ローム:1SS133
SB = STMicro.:BAT41

「2N7000と1N34Aの組み合わせ」に似た歪感ですが、より滑らかです。ふくよかな感じはなく、バランス的に高音側によった音です。高音は「さわやか、スッキリ」系で、ジャリッとした感じはあまりありません。「線が細い」と感じる場合があり、若干好みが分かれるかもしれません。

3-2
Si = オムロン:1SR139-400
SB = STMicro.:BAT41

「2N7000と1N34Aの組み合わせ」「1S133とBAT41の組み合わせ」に似た歪感ですが、ふくよかな感じはなく、また高音側によった音でもなく、バランス的にも中庸です。滑らかさはそれほどでもなく、まあ、なんというか普通です。

[4.Si-SB非対称 B]
片側のシリコンダイオードにショットキ-バリア-ダイオード(またはシリコンダイオード)を直列につなぎ、もう片側はシリコンダイオードだけにして波形が上下非対称に歪むようにしたものです。

4-1
Si = Fairchild:UF4007
SB = Vishay:SBYV27-50


SBYV27もUF4007も共にいわゆる「ファースト・リカバリー・ダイオード」です。SBYVはデータシートには「Soft Recovery Ultrafast」とあり、「SoftなんかFastなんか、どっちかはっきりせんえ〜!」と言いたくなります。両方とも多分シリコンだと思いますが便宜上片側をSBと呼ぶことにします。違いは電圧電流特性で、データシートのグラフから読むという超大雑把な理解は以下のとうりです。

SBYV27:0.65V-0.01A,0.93V-0.1A,1.4V-0.45A
UF4007:0.63V-0.001A,0.7V-0.01A,1.4V-1.5A

要するにSBYVは1SS108と同じように抵抗分が大きく、あまり歪みません。そのわりには障壁電圧が高いという、なんかあまり優等生ではなさそうなダイオードです。
この組み合わせは、なんというかまあ、なんとも表現のしようがない、MA150に比べて若干滑らかではあるのだけれど、特にダイオードを三個つける意味がないような特徴の無い音です。要するに「整流用のファースト・リカバリーを使うくらいなら、スイッチング用で早いものを使った方が良い」という、ちゃんと考えれば普通にわかる極当たり前の結論のようです。がしかし、「何か新しい発見を期待して、挑戦してみた」という意味はあったのかもしれません。

[結果]
まあ、なんと言いますか、当たり前といえば当たり前に確認できただけなんですが、クリッピングダイオードを使った歪は、ダイオードの電圧電流特性で決まることが確認できたわけです。同じ型番でもメーカーが異なると電圧電流特性が異なることがあるので、ダイオードを選定する場合は、データシートを確認したほうがよさそうです。
リカバリータイムの早い遅いでそれほど大きな差は出なかったように思います。早いほうが滑らかな歪みになる傾向があるような気がしますが、あまり支配的ではなさそうです。
また、電圧電流特性の障壁電圧は重要なんですが、メーカーのデータシートの電圧電流特性のグラフにはには0.1Vあたりから0.6Vあたりまでの電圧の変化に対する電流の変化は記載されて無い場合が多く、ってことは、そのあたりの特性はメーカーの保証範囲外であるわけですが、これがどの程度音質に関わるかは実測して調べてみる値打ちはありそうです。しかしながら、結構手間がかかるので、そんなことするくらいなら試作して音を出して比べるほうが賢いかもしれません。障壁電圧を越えたところからの電流の立ち上がり方の重要度は予想どうりで、シリコンダイオードにショットキダイオードを直列につないで、立ち上がりを緩やかにすると、その分歪みも滑らかな音になり、歪みの「くせ」みたいなものはこの立ち上がりできまってくることが確認できました。障壁電圧以下の特性はダイオードを並列につなぐと微妙に緩やかになるらしいので、このあたりも調べてみると面白いかもしれません。
ラベル:OD808
posted by tzk at 00:26| Comment(0) | OD808 Mod | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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