2011年11月13日

YAMAHA F50-112 Restore(9) ハムノイズ

なかなか解決できなかったハムノイズがようやく解決しました。
原因は変更した電源の回路にありました。

プリ部の電源はダイオードで整流して470uF35V(一段目)の電解コンデンサーで平滑され、
これが+/-20Vとなって、リバーブ用のドライバICとかトランジスタに行きます。

オリジナルの回路では、この+/-20Vをトランジスターやダイオー等で構成される「リップル・フィルター+レギュレーター」で+/-15Vにしますが、入手不能の部品があるため、これをとっぱらって「リニアレギュレータ」にしてしまったわけです。その時、欲張ってリニアレギュレータの入力側のコンデンサーの容量を稼ごうとして、リップルフィルターの10Kの抵抗を外してジャンパーでショートさせて、トランジスターと一緒に外したツェナーと並列に入っていた470uF16V470uF35V(二段目)に変えて残していたわけです。この2段目の470uFは整流後すぐに入る一段目の470uFと基板上で距離があり、離れています。

っで、見事にここにループが出来てしまって、それが原因でノイズが出てたたわけです。この二段目の470uFを外すと静かなノイズレスの世界が訪れました。

今回もラジオハウスさんの「リップルが残ってるのでは?」というアドバイスに助けられました。ラジオハウスさんありがとうございました。

電源回路で、整流後のコンデンサーを複数個並列にしてESRを下げるという手法は良く使いますが、これもパターンに気を付けないとノイズの原因になるということでしょう。コンピュータの基板ではICのすぐ横に電源ーグランド(アース)間にコンデンサーを実装しますが、これは基板が多層基板で内層に電源やグランドのパターンが広がってるから効果があるということですねえ。

っで、最終的に仕上がった電源基板がこれ

PWR002.jpg

比較的容量が大きいコンデンサーが「あるべきところにない」というのはなんとも「なさけない」感じがしますが、付けるとノイズが出るので、無しのままです。レギュレータには小型の放熱器をつけてます。手前のダイオードの横の電解コンデンサーは、オリジナルは470uF35V85℃ですが、近頃は同じサイズで2200uF35V105℃のものがあります。
AlCon.jpg

ノイズ対策の試行錯誤の途中に容量を増やしたのですが、オリジナルの容量に戻さず、そのままにしてます。
水色の方がオリジナル。20年以上昔の部品です。右の新しいのに比べるとなぜか軽いです。電解液が抜けているからなのか元々そうなのか不明です。

posted by tzk at 13:48| Comment(0) | TrackBack(0) | Guitar AMP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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