2011年10月24日

YAMAHA F50-112 Restore(6) ヒューズ

ヒューズ(フューズ)がよくとびます。プリアンプ用電源の250V 0.5Aのがよく飛ぶのですが、これがいまいちよくわかりません。とんだり、とばなかったりで、、、、2本ひと組みで使ってるのですが、結局5組み、つまり10本とばしてしまいました。「おかしいなあ、フラックスのコゲは全部取ったのに〜」と思いつつ、

「もしかして!」っ

と思ってスペックを見てみると、予想どうりでした。使っていたのは日本製線(株)のGBMシリーズ。溶断特性カーブを見ると、

0.01秒  -> 3A
0.1秒     -> 1A
1秒        -> 0.6A

非常に律儀なヒューズで、立ち上がり時に、電流が定常時の6倍くらい流れると、「機器を守れ〜」ってな感じで切れてしまいます。これはあきまへん。F50-112にはそれなりに大きな容量の電解コンデンサーが付いてますので、電源投入時に電解コンデンサーへ充電するためのラッシュカレントが結構流れます。つまりこれに耐えられないわけです。。ちなみに、よく見かける冨士端子工業(株)のFGB0は

0.01秒  -> 6.5A
0.1秒    -> 2A
1秒       -> 1.5A
10秒     -> 0.9A

立ち上がり時に電流を倍ほど流せます。

ヒューズ切れの原因はヒューズを選ぶときにちゃんと特性を見ずに適当に買ってしまったことです。単純なミスです。85円のヒューズ10本850円の損害ですが850円ですんだのですから良しとしましょう。

ちなみに冨士端子工業(株)製の250V 0.5Aを使ったら、全く問題無く動作しました。

posted by tzk at 18:32| Comment(0) | TrackBack(0) | Guitar AMP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

YAMAHA F50-112 Restore(5) 電源基板

電源基板のプリアンプ側のRestoreはなんとかうまくいった模様です。まだプリアンプには接続していないので、完全にうまくいったとは言えないのですが、無負荷での電圧測定結果はオッケーです。どうやったかって?

まず、基板のパターンと部品配置を重ねた透視図みたいなものをつくります。
これは部品面から見た図

Comp Side.jpg

こちらは半田面かた見た図

SolderSie.jpg

これらと、ラジオハウスさんの回路図と、レギュレータのスペックとを「にらめっこ」して、組み立てたのがこれ

pwr01.jpg

-15Vの方のレギュレータに関してはは、オリジナルのパワートランジスタのピン配置をそのまま使えるので、特に問題なく、不要な部品を抜いてジャンパーを付けるだけでよかったのですが、+15Vの方はそうはいかず、こういう細工が必要です。

pwr02.jpg

これってTr201(2SC1509)のコレクター用の穴にL7815の入力ピンを入れてるのですが,2SC1509用の穴は多分0.8mmくらいで小さくて、L7815のピンが入らないので、1mmのドリルで穴を少しだけ大きくするという苦肉の策をとってます。足曲げはできるだけ「一発」で決めないと、曲げたり伸ばしたりしてると金属疲労で折れるので、要注意です。

予定どおりダイオードは新品に交換。電解コンデンサーは容量抜けの心配があるので、電源基板のものはすべて交換。ちなみにコンデンサーの周囲に付いていた付着物は接着剤でした。これは製造時に部品が倒れないようにするのが目的のように思われます。

結果は、一応一発で動いたと言いたいところですが、フューズ(250V 0.5A)がとびました。原因はよくわかりませんが、基板の半田面のフラックスの「こげ」を掃除すると、とりあえず、とばなくなりました。電源基板の場合パターンが太くて熱容量が大きいので、どうしても大きめの容量のはんだごてを使ってしまいます。そうするとどうしても、フラックスの「こげ」ができてしまいます。パターンとパターンの間の狭いところに「こげ」があると、「こげ」は炭素ですから導電性があるので、ショートしてしまうことになるのでしょう。

電圧の測定結果は、15Vの方は 15.07V -14.97V。20Vの方は無負荷ですので22Vでした。

次のステップは電源をプリアンプ部につないでプリアンプ部が動作するかどうかのテストです。

posted by tzk at 02:15| Comment(0) | TrackBack(0) | Guitar AMP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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