2010年11月08日

Maxon OD808 Reissue Mod その9

クリッピング・ダイオードの比較方法

前回(その8)に書いたように、OD808の基板(臓物)を一気に入れ替える過程で、クリッピングダイオードの組み合わせを色々とためしたわけですが、どうやってやったかを書いておきましょう。

まず、臓物(基板)入れ替えVer.1というのを作ったわけです。これはどういうものかというと、OD808には裏ブタを開けてすぐにお目にかかれるメイン基板の奥に、ボリュームとか発光ダイオードが乗ったサブ基板がありますが、こいつを入れ替えたのが「臓物(基板)入れ替えVer.1」なわけです。これだあ〜〜。

P1000229s.jpg

メイン基板に比べると、サブ基板は部品数が少なく、スペースがあるので、サブ基板をユニバーサル基板を使って作ります。サブ基板は形を変え、クリッピング回路切り替え用スイッチが入るようにます。オリジナルのクリッピングダイオード(MA150)をサブ基板に移動させます。そんで、ついでにここにZen-Drive風クリッピング回路ものせてしまいます。そんでこの二種類を「固定」にしてしまいます。こんな感じ〜

P1000232s.jpg

っで、もうひとつ、簡単にダイオードを付けたり取り外したりしたいわけで、こいつを配線を伸ばして、電池のスペースに空中配線で持ってくるわけです。(写真の都合上絶縁してませんが、通電前に絶縁します)

P1000236s.jpg


ほんでこの三つをDPDT(Double Pole Double Throw) とかDPCO(Double Pole Change Over)だとかいう「2回路、6ピン、On-On-On」のスイッチで切り替えるわけです。ところが、おじさん(この文章を書いている人)は
「これはそもそもオペアンプのフィードバックループの配線なんやし、へんなことしたら、クロストークが起きたり発振したりすんとちゃうかあ〜?」
と思ったわけです。
そこで、「ダイオードとオペアンプをつなぐ配線はシールド線にするかあ〜っ」となるんですが、普通はエフェクターボックスの中にはシールド線で配線できるほどの空間はないのですが、なんとまあ、以前にアンプを作ろうとして挫折した時の未使用「極細シールド線」が手元にあるじゃないですか。あまりのめぐり合わせに、一気に配線してしまったのがこれです。

P1000234s.jpg

ちゃんとシールドのは末端処理してシュリンクチューブで絶縁して、シールドはGND(アース)に落としました。はっきり言って「高度な外科手術」のようなはんだ付けテクニックが必要です。こんなことするのは「あほ」ですねえ。

自問:「このシールドは本当に必要かっ??
自答:「シールドは無くでも大丈夫かもねえ〜〜。」

でもまあ、このシールドのおかげで、クロストークとか発振の心配が消えて、安心して音質比較ができました。
ところで、「なぜソケットを使わないの?」という声が聞こえてきそうですが、それはねっ、
「ソケットを使うと音が変わってしまう(ソケットの音がする)」からです。厳密に言うと”はんだ”でも音は変わりますが、ソケットの金属接触よりは音の変化が少ないです。ソケットの接点は銅の上に色んなメッキ(金色でも金だけではない)をしていて、この異種金属接合が多いと音が変わってしまうんですよ〜。「うっそ〜〜」とおもうでしょ。ほんとなんです。
タグ:OD808
posted by tzk at 22:34| Comment(0) | OD808 Mod | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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